赤ちゃんが生まれたらご両親が名前を考えてつけますが、そこには、こんなふうに育って欲しいという願いが込められています。同じく、遊具を作る私たちも、こんな遊具になって欲しいと想いを込めて名前を付けました。
開発当初インクルーシブ遊具なので、インクルボードという仮の名前を付けていました。でも、人間の名前と違って、モノの名前は、商標登録ってなものがあるのですね。その名前は、なんと、よそ様の商品とよく似ているので使えない、と。それで、設計を担当してくれた大学院生(この遊具の設計者は札幌市立大学の大学院生です。)が「ユールボード」のネーミングを発案してくれました。
名づけの着想点は、ボールが“ユレル”です。この遊具はボールがゆらゆらするところが特徴なので。ただユレルボード、だと発音しづらいので似た発音のゲートボールのように「ユレル」を「ユール」にしてユールボードにしました。「ユール」をネット検索したら、クリスマスの起源になった北欧のお祭りのYule(ユール)の意味もあることが判明。我々も、いくつかの地域のお祭りにこの遊具を持っていき遊んでもらったのですが、大盛り上がりでした。そこで、お祭りのようにみんなが楽しんでもらうというのもぴったりなので、この名前を付けました。
ということで、「ユールボード」君、出生届(商標登録)を役所に届け、受理され正式に名前が決まりました。パチパチパチ。